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日本土壌肥料学会2015年度京都大会

日本土壌肥料学会は、食糧生産に深く関係している土壌学、肥料学、植物栄養学に加え、環境科学の分野に関わる幅広い分野の2,500名余の会員から構成され、食糧の持続的生産や環境保全型農業生産に関わる課題を掲げて、様々な研究活動・技術開発をおこなっています。

2015年は国際土壌年ということで、これまで以上に私たちを支える土壌の、そして食糧生産の未来を考えていくきっかけにしていきたいと考えています。このような思いから、今回の京都大会では、従来の一般講演発表・高校生ポスター発表に加えて、公開シンポジウム「土壌はアフリカを養えるのか(仮題)」を企画しています。また、9月2日~13日には、国際土壌年記念巡回展「土ってなんだろう?」を実施いたします。

本学会の会員の皆様はもとより、非会員の皆様も多数ご参加いただけますことを、心からお待ち申し上げております。
日本土壌肥料学会2015年度京都大会 日本土壌肥料学会2015年度京都大会 公式HP

高校生ポスター発表(9日)

日本土壌肥料学会2015年度京都大会では、下記のとおり高校生ポスター発表会を開催いたします。現在までに、全国から13課題(8校)のエントリーをいただいております。京都大会にご参加の方は、高校生ポスター発表会場(F会場・ベルラウンジ)にも足をお運びになり、未来の土壌肥料研究者にアドバイスいただきますようお願いいたします。

日時:平成27年9月9日(水) 大会初日
    13:30~15:30 ポスター発表
    15:15~15:30 表彰式
会場:京都大学吉田キャンパス吉田南構内
   吉田南総合館1階 F会場・ベルラウンジ
   (京都府京都市左京区吉田二本松町)
ポスタープログラム:こちらをご覧ください
問い合わせ先:(一社)日本土壌肥料学会 土壌教育委員会 関西支部委員
       〒753-0056 山口県山口市吉田1677-1 山口大学 農学部附属農場 藤間 充
       Tel&Fax: 083-933-5847 E-mail: mtoma@yamaguchi-u.ac.jp

過去の高校生ポスター発表については、こちらをご参照ください。

公開シンポジウム「土壌はアフリカを養えるのか?」(11日)

日本土壌肥料学会2015年度京都大会公開シンポジウム
日時:平成27年9月11日(金)13:30~17:30
会場:益川ホール(京都大学吉田キャンパス北部構内 北部総合教育研究棟1F)
参加費:無料(事前申し込み不要、当日先着160名)

プログラム:
13:30 ご挨拶 間藤 徹(日本土壌肥料学会会長)
13:35 趣旨説明 舟川 晋也・矢内純太(座長)
<第1部>
13:40 「アフリカの土壌はアジアとは異なるのか?」 舟川 晋也(京都大学)
14:10 「アフリカにおける農業の位置づけ-生業としての農業-」 島田 周平(東京外国語大学)
14:35 「アフリカの水資源と食料生産・貿易-2050年までの将来シナリオ-」 佐藤 正弘(内閣府経済社会総合研究所)
15:00-15:10 休憩
<第2部>
15:10 「アフリカにおける作物生産の特色-サバンナ開発との関連で-」 伊藤 治(元国連大学)
15:35 「アフリカにおける地域開発支援に関する技術論の課題と展望
    -人々の暮らしと土壌や生態環境との関わりをめぐって-」 田中 樹(総合地球環境学研究所)
16:00 「アフリカ水田農法の展開による緑の革命の実現」 若月 利之(島根大学)
16:25-16:35 休憩
<第3部>
16:35 講演者らによる総合討論 コメンテーター 荒木 茂・真常 仁志(京都大学)
17:30 閉会

国際土壌年記念巡回展「土ってなんだろう?」(2~13日)

国際土壌年記念巡回展京都大学
9月2~13日まで、国際土壌年記念巡回展が京都にやってきます。土・日には、展示解説(いずれも10:00,13:00,15:00)も行っております。
また、下記の通り、特別講演や光る泥団子づくりも行います。ぜひ、お越しください!

■特別講演 「日本の土壌学はどのように始まったのか」
講師:久馬一剛(京都大学名誉教授)
日時:9月12日(土)10:30~12:00
場所:京都大学総合博物館本館3階講演室

■光る泥団子づくり
日時:9月12日(土)、13日(日) 12:30, 13:30, 14:30, 15:30
※各回先着10個まで
場所:展示室入り口